「マイクロ波・高周波加熱を利用した化学プロセスに関する先導調査」に係る委託先公募について
平成21年5月29日
公募概要
| 締切日 | 平成21年6月12日 |
|---|---|
| 状況 |
公募 |
| 事業内容 |
調査 |
| 対象者 |
企業(団体等を含む) 大学等 |
| 技術分野 |
エネルギー・環境技術分野(環境技術開発) |
| プロジェクトコード | P09018 |
| 担当部 |
環境技術開発部 |
公募内容
平成21年度「マイクロ波・高周波加熱を利用した化学プロセスに関する先導調査」に係る委託先公募について独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO技術開発機構」という。)は、下記事業の実施者を一般に広く募集いたしますので、実施を希望する方は、下記に基づき応募下さい。
(公募期間 平成21年5月29日から6月12日17時00分まで)
記
1.件名
平成21年度「マイクロ波・高周波加熱を利用した化学プロセスに関する先導調査」に係る委託先公募について2. 調査目的
マイクロ波、高周波等が、化学プロセスに有効であることが見出されたのはここ20年前あたりからであり、具体的には、脱水縮合、エステル化、Diels-Alder付加反応等において反応速度が1~3桁ほど向上することや特異な立体・位置選択性を示すなどが報告されているほか、有害物質の分解、ポリマー(ポリスチレン等)から高収率でモノマーリサイクルが効率的に進むことなど、国内外であわせると2000報を越える論文、特許、総説等が出版されている。これまでのマイクロ波、高周波等を利用した実用化技術としては、局所加熱効果を利用した工業用加熱、低温殺菌、セラミックスの焼結・接合等が挙げられるが、最近では、局所反応場の形成や非熱的反応効果を利用した機能性ポリマー、機能性炭素材料、有機系ファインケミカルズ、及び金属錯体・金属ナノ粒子の高効率生産、診断・治療、酵素反応・バイオリアクター等への応用研究が欧米、中国、韓国等でも盛んに行われるようになってきた。マイクロ波、高周波等による化学反応への応用では、ターゲット分子への効率的な内部加熱や選択加熱により、従来の加熱プロセスでは実現できなかった非平衡組織・構造を有する高性能新素材合成に関するシンプル化、無溶媒化、反応装置の小型化が実現できる。また、ここ数年前まではマイクロ波、高周波を利用した化学プロセスに関する研究開発は、大学、国立研究所等が主体となって活発に行われてきたものの基礎的な段階の研究に留まっていたが、このところ、極めて高効率な色素増感剤や有機溶媒を使わない防腐剤(エステル)の合成、洗浄剤(トリクレン)の回収装置などで、実用化の芽も出てきた。また、最近、学術的に解明された事実として、反応系中に存在する誘電触媒が高効率化のキーとなっているケースがあり、周波数の拡大に伴う分子の活性化が明らかとなってきたことから、革新的な化学プロセスが構築できる可能性が広がってきた。本調査研究では、高周波やマイクロ波プラズマを含む「マイクロ波エネルギー」に着目し、新機能・物性を有する新規部材を生産できるGSCプロセスの構築を目指して、NEDO技術開発機構が積極的に開発すべき革新的な技術としてマイクロ波、高周波を利用したグリーンプロセス、省資源・省エネルギープロセスに関する技術課題を抽出・整理することを目的としている。そのため、当該プロセスを構築するために必要となる基盤となる要素技術及び周辺技術に関する最新動向調査を行い、平成22年以降の新規プロジェクト化するために必要な情報を詳細に調査し、これらの調査結果に基づき、プロジェクトマネジメントに反映することを目的とする。
3.調査内容
本調査ではマイクロ波、高周波等を利用して新機能・物性を有する新規部材をグリーン、シンプルに生産するための革新的なGSCプロセスを開発するために基盤となる要素技術(誘電体触媒、連続プロセス等)や周辺技術(発信器、周波数変換器等)に関する最新動向調査を行い、今後、NEDO技術開発機構が積極的に開発すべき技術開発に関する技術マップと技術戦略ロードマップを作成する。そのため、下記に挙げる調査項目を調査するため、委託先に、国、大学、研究機関、関係団体、民間企業等の学識経験者からなる研究会を設置し、取り纏めを行う。具体的な調査項目は以下のとおり。【調査課題】
- マイクロ波、高周波を利用した化学プロセス(有機合成、高分子合成、無機ファイン等)への適応事例のフォローアップ(特に新規技術に関する抽出・整理)
- マイクロ波、高周波を利用した化学プロセス(反応形式、周辺機器等)に関する課題抽出と技術課題
- マイクロ波、高周波加熱プロセス向け誘電体触媒、イオン流体等の調査
- マイクロ波、高周波加熱による反応器設計 (バッチ、フロー形)、周辺技術(マイクロ波発信器、計測技術、プロセス設計手法等)
- マイクロ波、高周波を利用した化学プロセスの導入に伴う省エネ効果、新規物質合成、環境負荷低減効果(有害物質、排溶媒)、ニーズ可能性調査、及び新規ビジネスに関する可能性調査
- 1.~5.の調査結果に基づき、マイクロ波、高周波利用プロセスに関する技術体系図(2030年頃までの技術マップ、技術戦略ロードマップの作成)、及びプロジェクト立案のためのグランドデザインの策定
注)本調査では、マイクロ波の定義を高周波からサブミリ波程度(1MHz~1000GHz)、ラジオ波、マイクロプラズマまでを扱うものとする。
4.応募要領
次のa.からc.までの全ての条件を満たすことのできる、単独ないし複数で受託を希望する企業等とします。- 当該技術または関連技術についての調査実績を有し、かつ、調査目標の達成及び調査計画の遂行に必要な組織、人員を有していること。
- 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管理能力を有していること。
- NEDO技術開発機構が調査事業を推進するうえで必要とする措置を、適切に遂行できる体制を有していること。
5.応募方法
- 応募者は本要領に従い提案書類を作成し、「7.提案書類の提出期限及び提出先」に基づいて提出して下さい。なお、FAX及びE-mailでの提案書類の提出は受付けられません。
- 公募関連書類は最下部にある「資料」よりダウンロードできますので、御参照下さい。また、郵送による資料の請求も可能です。ご希望の方は、返信用封筒及び切手(270円)を添え、希望する資料の事業名を明記の上、下記「8.問い合わせ先」までお申し込み下さい。
- 次の公募関連書類がダウンロードできますので、ご参照下さい。
6.審査等
- 審査
以下の審査基準に基づき提案書類を審査します。なお審査結果等に関するお問い合わせには応じられませんのでご了承願います。 - 審査基準
- 調査の目標がNEDO技術開発機構の意図と合致していること。
- 調査の方法、内容等が優れていること。
- 調査の経済性が優れていること。
- 関連分野の調査等に関する実績を有すること。
- 当該調査を行う体制が整っていること。
- 経営基盤が確立していること。
- 当該調査に必要な研究員等を有していること。
- 委託業務管理上NEDO技術開発機構の必要とする措置を適切に遂行できる体制を有すること。
7.提案書類の提出期限及び提出先
応募は、本公募要領に従い提案書を作成し、提出期限までに郵送又は持参にて提出下さい。FAX及び電子メールによる提出は受け付けられません。期限までに着かなかった提案書は、いかなる理由であろうとも無効となります。
- 提出期限:平成21年6月12日(金)17時00分必着
- 提出先 :
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
環境技術開発部(担当:吉田、山下)
〒212-8554 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー19階
封筒に、平成21年度「マイクロ波・高周波加熱を利用した化学プロセスに関する先導調査に係る提案在中」と朱書きの上、ご提出下さい。持参の場合は、16階「総合案内」で受付を行い受付の指示に従って下さい。
8.問い合わせ
本事業の内容及び契約に関する質問等に関しては、平成 21年5月29日から平成21年6月12日午前迄に限り、下記宛にFAX(日本語のみ)又はメールにて受け付けます。但し、審査の経過等に関するお問い合わせには応じられません。独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
環境技術開発部(担当:吉田、山下)
FAX:044-522-5253
E-mail:maikuroha@nedo.go.jp
- E-mailまたはFAXの件名に平成21年度「マイクロ波・高周波加熱を利用した化学プロセスに関する先導調査公募について」とお書きください。

