「活性化学種を用いた新規炭素リサイクル手法の研究」に係わる委託先決定について
平成21年11月19日
公募概要
| 締切日 | ― |
|---|---|
| 状況 |
決定 |
| 事業内容 |
調査 |
| 対象者 |
企業(団体等を含む) 大学等 研究者・研究チーム |
| 技術分野 |
エネルギー・環境技術分野(環境技術開発) |
| プロジェクトコード | P09018 |
| 担当部 |
環境技術開発部 |
公募内容
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)では、「活性化学種を用いた新規炭素リサイクル手法の研究」に係わる公募を実施し、下記のとおり委託予定先を決定いたしました。記
1.委託先
三井造船プラントエンジニアリング株式会社2.事業概要
現在、石炭火力発電所から排出される温室効果ガスである二酸化炭素排出量削減が、世界的に急務となっており様々な研究が行われているが、Cool Earth 50 が提唱する二酸化炭素削減目標(世界全体の温室効果ガス排出量を現状と比較して2050年までに半減)を達成するのは発電効率向上のみでは困難であると考えられる。この解決のために地中貯留があるが、クリアすべき技術課題が多いと言われている。しかし、回収された二酸化炭素を資源として利用できれば、単に廃棄処分することに比べ遙かに有用であり、我が国が推進する循環型社会形成基本法にも寄与する。このため、炭素をリサイクルするという観点から、二酸化炭素と水から有機化合物を合成する技術について調査等を行うものである。
これまでに無機物である二酸化炭素を還元する反応をいくつか報告されているが、特に酸化分解法による水起因の活性化学種が介在する反応により還元し、蟻酸、メタノール、メタン等を生成する反応は、二酸化炭素の資源化という観点からも注目に値する。
また、本技術により合成した有機化合物は、工業的に価値のある物質であり、一例としてメタノールであれば、工業的に不凍液、溶剤として使用され、セルロース誘導体等はメタノールを原料として生産されているなど、各種有用化合物の原料として、広く利用可能である。
このように、大気中の二酸化炭素濃度の増加による地球温暖化問題、さらに将来の化石燃料の枯渇問題など、双方の解決に同時に寄与する二酸化炭素を有効に利用できる反応システム実現の意義は大きい。
従って、将来回収される二酸化炭素を資源として転換する手法の事業化のために、基本原理等の検討、高効率化、低コスト化、プロセスへの適用性等について調査を行うものである。
3.委託期間
委託契約日~平成22年2月26日4.問い合わせ
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構環境技術開発部(吉田、江口)
TEL: 044-520-5252
FAX: 044-520-5253

