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「次世代型ヒートポンプシステムに関する調査」委託先の決定について

平成21年10月27日

公募概要

公募概要
締切日
状況 決定
事業内容 調査
対象者 企業(団体等を含む)
大学・独立行政法人等(国立大学法人含む)
技術分野 調査、評価等その他事業
プロジェクトコード P09018
担当部 省エネルギー技術開発部

公募内容

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」という。)は、平成21年10月2日から10月15日まで「次世代型ヒートポンプシステムに関する調査」の委託先を公募しました。
ご応募いただいた提案を厳正に審査した結果、下記のとおり委託先を決定しましたのでお知らせします。

1.委託先

株式会社三菱総合研究所

2.調査概要

(1) 調査目的
 ヒートポンプは、使用する電力エネルギーを遙かに超える熱エネルギーを供給できる省エネ機器のため、民生部門の二酸化炭素排出の約5割を占める空調・給湯機器や、産業部門の空調・プロセス冷却・加熱機器、等への適用が期待されており、「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」においても21の革新技術のひとつとして「超高効率ヒートポンプ」が選定されている。
 我が国の高効率ヒートポンプに関しては、世界トップレベルの技術を有しているが、「Cool Earth-エネルギー革新技術計画」では、更なる効率向上が必要であるとして、冷媒や熱交換器の効率向上等、要素技術の開発を通じて、2030年に現状の1.5倍、2050年には2倍まで向上させることとしている。また、「技術戦略マップ2009」では、蒸気生成ヒートポンプの適用温度拡大、および効率向上が示されている。
 このような効率向上のためには、要素機器単体の開発ばかりではなく、システム全体としての総合的な効率向上も極めて重要である。そこで、資源エネルギー庁では、平成22年度の省エネルギー対策予算要求として、システム全体としての総合的な効率向上をめざす次世代型ヒートポンプシステムの研究開発を取り上げ、推進することとしている。
 これに先立ち、NEDOでは、次世代型ヒートポンプシステムの研究開発課題を明確にすべく、「次世代型ヒートポンプシステム研究委員会」を設置して、委員会で議論した結果、下記の(2)ⅰからⅲのケースについて取り組む必要があるとの結論を得た。 そこで、本調査では、三つのケースに対して、それぞれにワーキンググループを設置し、ワーキンググループによる活動を通じて、開発すべきシステム像、および解決すべき課題について明確にすることを目的とする。


(2) 調査内容
 上記の目的を達成するため、下記内容を実施する。
 ヒートポンプシステム全体としての総合的な効率向上のためには、系内(住宅内、ビル内等)で未利用の排熱の有効利用や系外にある未利用の熱源の有効活用等の技術開発、ヒートポンプの利点を生かした適用拡大技術の開発、等が有望であると考えられ、これらの技術を重点的に調査する。
  1. 系内熱(排熱)有効利用ヒートポンプシステム技術
     排熱有効利用システムに関し、総合的なシステム効率の向上に資するため、最適な冷凍・空調サイクルおよびそのサイクル実現のために必要な熱交換器、圧縮機等の要素技術に要求される仕様等を明らかにすると共に、潜熱・顕熱分離空調技術等の適用可能性についても明らかにし、次世代システムとして開発すべきシステム像及び解決すべき課題を明確にする。
  2. 系外熱(未利用熱)活用ヒートポンプシステム技術
     未利用熱活用システムに関し、総合的なシステム効率の向上に資するため、太陽熱、河川熱、地中熱等の自然環境熱を活用する最適なシステム化技術およびそのシステム実現のために必要な熱交換器や熱貯蔵技術に要求される仕様を明らかにし、次世代システムとして開発すべきシステム像及び解決すべき課題を明確にする。
  3. ヒートポンプシステムの適用拡大技術
     産業分野の他、農業分野や融雪等への適用拡大を図るため、蒸気発生ヒートポンプ、水冷媒ヒートポンプ、ハイドレートヒートポンプ、ケミカルヒートポンプ等、実用化の進んでいない新型ヒートポンプ技術や熱輸送技術に関し、現状の開発状況および適用範囲を明らかにし、次世代システムとして開発すべきシステム像及び解決すべき課題を明確にする。
  4. システム化技術
  5. からⅲの個別要素技術を踏まえてのシステム化技術の検討に際しては、個別システム制御制の最適化のみならず、統合システム化開発、および建物施設適用システム化技術等についても検討を行うものとする。
  6. 報告書作成
     本事業で行った調査内容を実施項目ごとに集約・整理するとともに、必要に応じて評価検討を加えて報告書として取りまとめる。
     調査を実施するにあたっては、上記iからiiiの検討および評価を行う三つのワーキンググループを設置するものとし、その構成並びにメンバーについては、NEDOに設置した「次世代型ヒートポンプシステム研究委員会」が定めた大学・公的研究機関、および冷熱機器・熱交換器メーカーによるものとするが、必要に応じてワーキンググループで追加メンバーを選定してよい。 また、ⅳのシステム化技術の検討に際しては、必要に応じてワーキンググループのメンバーに、設計事務所、建設会社、設備会社、制御機器メーカー等を加え、その助言のもとに検討を行うものとする。 なお、委託先は、三つのワーキンググループの運営事務局としての業務も行うものとする。

3.委託期間

委託契約日~平成22年2月26日

4.問い合わせ

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
省エネルギー技術開発部(担当:山田・清水)
FAX: 044-520-5283