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「nano tech 2009国際ナノテクノロジー総合展・技術会議」にプロジェクトの最新成果を出展

2009年2月12日

  NEDO技術開発機構は、2009年2月18日(水)~ 2月20日(金)に開催されるnano tech 2009国際ナノテクノロジー総合展・技術会議において、「ナノテクで築く環境の世紀」のコンセプトの下、「セルロースシングルナノファイバーを用いた環境対応型高機能包装部材の開発」「先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発」「マルチセラミックス膜新断熱材料の開発」「セラミックリアクター開発」の成果を発表いたします。
  あわせて、NEDOブースでは希少金属代替材料開発プロジェクトやテーマ公募型事業の成果等、今回初出展の展示もありますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。 これまでの開発の成果を皆様にご覧いただくとともに、活発なご議論の中から実用化に向けての新たな発想や展開が生まれることを期待しています。


1.スケジュール

【展示ブース】

  2009年2月18日(水)~ 2月20日(金)の会期中、東京ビッグサイト 東5ホールにてNEDOブースを開設いたします。出展する15プロジェクト、1プログラム23テーマの最新の開発成果をご覧いただけます。

以下に、デモサンプルの一例を紹介いたします。

  • 写真1  セルロースシングルナノファイバー複合化ポリ乳酸フィルム
    (セルロースシングルナノファイバーを用いた環境対応型高機能包装部材の開発)
    写真[1] セルロースシングルナノファイバー複合化ポリ乳酸フィルム
  • 写真2  有機ラジカルポリマーを正極活物質として採用した薄型二次電池  
    (先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発)
    写真[2] 有機ラジカルポリマーを正極活物質として採用した薄型二次電池 
  • 写真3  超断熱材料に用いる多孔質セラミックス粉と多孔質透明セラミックス
    (マルチセラミックス膜新断熱材料の開発)
    写真[3] 超断熱材料に用いる多孔質セラミックス粉と多孔質透明セラミックス
  • 写真4  550℃で1cm3当たり3Wに達する小型高出力のセル集積キューブとハニカム型燃料電池

    (マルチセラミックス膜新断熱材料の開発)
    写真[4] 550℃で1cm3当たり3Wに達する小型高出力のセル集積キューブとハニカム型燃料電池

事前プレス発表会

  今回の出展のアウトラインを説明すると共に「セルロースシングルナノファイバーを用いた環境対応型高機能包装部材の開発」「先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発」「マルチセラミックス膜新断熱材料の開発」「セラミックリアクター開発」の開発担当者が、これまでの開発成果と今後の展開について紹介いたします。
      
  • 日時 : 2009年2月12日(木)  11時00分~11時45分
    場所 : NEDO日比谷オフィス第1・第2会議室


-出展プロジェクトの概要-


「セルロースシングルナノファイバーを用いた環境対応型高機能包装部材の開発」
  テーマ公募型事業「ナノテク先端部材実用化研究開発」の1テーマです。植物の主成分で、再生産可能なバイオマスであるセルロースから、TEMPO触媒酸化処理と軽微な水中解繊処理で、約4ナノメートルの均一幅で、高アスペクト比、高結晶化度のセルロースシングルナノファイバーを世界で始めて開発しました。この新規バイオ系ナノファイバーの効率的製造方法の構築、ナノ構造解析法および表面化学改質方法の開発、ナノ構造制御・ナノ複合化による成形技術を構築し、環境適合性を有した高機能の包装部材を開発し、循環型社会の構築、安全安心社会に寄与する新規部材の創成を目的としています。

「先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発」
  本プロジェクトはナノファイバーの製造技術、高付加価値化技術を共通基盤技術として委託事業で構築し、この成果を助成事業として電池用部材、フィルター用部材、医療衛生、産業用部材に関する製品の実用化・事業化展開を実施しています。
  本プロジェクトで開発する薄型有機ラジカル電池は、超極細炭素繊維を電極材料として利用し、高い出力密度、エネルギー密度を持つフレキシブルな薄型電池であり、高機能カードや携帯電話用LEDフラッシュへの応用展開を目指すものです。

「マルチセラミックス膜新断熱材料の開発」
  本プロジェクトは、住宅やビルなどの冷暖房に画期的な断熱性能を有する超断熱壁材料・窓材料の実現を目指します。本プロジェクトで開発されたナノ多孔質シリカ粒子は、約10Paの真空圧力において、約0.003W/mKという超低熱伝導率を有し、一般的な断熱材の熱伝導率0.03W/mKと比較して10倍以上の断熱効果を保持しています。ナノテクノロジー・材料技術をベースに、高強度断熱セラミックス粒子技術、セラミックス・ポリマー複合化技術、高効率輻射防止コーティング技術、透視性高性能断熱材技術等を駆使し、超断熱壁材料・窓材料の開発を行い、わが国の省エネ・CO2削減に貢献することを目的としています。

「セラミックリアクター開発」
  本プロジェクトは、従来に無いようなミクロスケールの高機能セラミック部材を開発し、高度集積化することで、画期的な小型高効率・急速起動停止・低温作動が可能なセラミック燃料電池(SOFC)の開発や、オンサイト水素製造リアクターあるいはゼロエミッションの排ガス浄化モジュール実現を目指しています。ナノコンポジット化により低温作動に成功し、針のようなチューブセルを角砂糖サイズの多孔電極に数10本集積することで、世界最高の発電出力密度を達成する等の成果を挙げており、エネルギー・環境問題の解決と同時に製造産業の競争力強化に貢献することを目的としています。

2.nano tech 2009国際ナノテクノロジー総合展・技術会議

ナノテクノロジーに関する世界最大規模の展示会で、最新技術動向や産業動向を把握する絶好の機会として、世界各国から多数のナノテク関係者の参加が見込まれております。ここで取り上げられる最新のナノテクノロジーは、材料・デバイスのみならず、光、IT・エレクトロニクス、医療、バイオ、環境・エネルギーなど幅広い分野に展開が期待されています。
  • 名称 : nano tech 2009 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
  • 日時 : 2009年2月18日(水)~20日(金) 10時00分~17時00分
  • 会場 : 東京ビッグサイト東3・4・5・6ホール&会議棟
  • 主催:nano tech実行委員会
  • 入場料:3,000円(ホームページからの来場事前登録により無料)

3.お問い合わせ先

NEDO技術開発機構 ナノテクノロジー・材料技術開発部 吉田、木場 
TEL 044-520-5220