本文へジャンプ

神戸市消防局にレスキューロボットを貸与

―救助訓練で検証、改良改善進める―
2010年9月1日

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 村田 成二

  NEDOの「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」の一環として開発中のレスキューロボット「UMRS2009」を、実践配備に向けた機材検証のために神戸市消防局に無償で貸与することとなり、9月1日、特定非営利活動法人国際レスキューシステム研究機構から同市消防局に引き渡されました。今後、消防隊員へのヒアリングや試験運用などにより問題点を洗い出し、更なる改良改善を進めていきます。

神戸市消防局にレスキューロボットを貸与写真
レスキューロボット「UMRS2009」現場へレスキューロボットを搬送する消防隊員

1. 概要

 「戦略的先端ロボット要素技術開発プロジェクト」では、ロボット技術の活躍が期待される「製造分野」、「サービス分野」、「特殊環境下での作業分野」の3分野において、将来の市場ニーズや社会的ニーズから導かれる「ミッション」を達成するのに必要となるロボットシステム技術や要素技術を開発しています。
 神戸市に貸与するレスキューロボット(※)は、「特殊環境下での作業分野」として、災害時の救助・復旧作業の効率向上や二次災害防止に寄与するものとして開発されているもので、外形寸法はW495×H250×L590mm。重量は23kgです。
 このレスキューロボットの研究開発では、遠隔操縦型ロボットが階段やドアのある建物内を人間よりも迅速に移動することを目指しています。具体的には、地下鉄駅、地下街、空港、高層ビル(オフィス、大規模店舗、劇場)を想定し、既存インフラの使用を前提とせず、必要な環境は自分で構築し、建物のGISマップをもとにして、決められた地点とそこに至るまでの映像情報等を迅速に取得できるロボットを開発しています。

  • 閉鎖空間内高速走行探査群ロボット。プロジェクトの実施期間は2006年度~2010年度。
    委託先は、国際レスキューシステム研究機構(特定非営利活動法人)、東北大学、産業技術総合研究所(独立行政法人)、情報通信研究機構(同)、バンドー化学株式会社、株式会社シンクチューブ、ビー・エル・オートテック株式会社、株式会社ハイパーウェブ

2. お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO 機械システム部 有木、大重 TEL 044-520-5240

(その他NEDO事業についての一般的な問い合せ先)
NEDO 広報室 田窪、廣瀬  TEL 044-520-5151