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革新型電池の実現へ!最先端基礎技術開発プロジェクトをNEDOが成功へ導く

―蓄電立国へ、オールジャパンの研究開発が始動―
2009年6月10日

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 村田 成二

 NEDOは、2009年度新規プロジェクト「革新型蓄電池先端科学基礎研究事業」の共同研究実施先として、京都大学を中心とするコンソーシアムに決定しました。
 NEDOによる研究現場でのマネージメントのもと、オールジャパンの研究体制により、世界最先端の分析・解析技術を開発して電池の寿命劣化等、基礎的な反応メカニズムを解明します。
 また、リチウムイオン電池の一層の信頼性向上や現行水準の5倍以上のエネルギー密度を持つ従来にない蓄電池の実現を図り、我が国の蓄電池開発技術の競争力を強化し、蓄電立国実現に向け大きく貢献します。


1.共同研究先(共同提案22法人)

〔1〕京都大学、〔2〕東北大学、〔3〕東京工業大学、〔4〕早稲田大学、〔5〕九州大学、〔6〕立命館大学、〔7〕独立行政法人産業技術総合研究所、〔8〕財団法人ファインセラミックスセンター(再委託:〔9〕静岡大学)、〔10〕大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構、〔11〕三洋電機株式会社、〔12〕株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション、〔13〕新神戸電機株式会社、〔14〕トヨタ自動車株式会社、〔15〕株式会社 豊田中央研究所、〔16〕日産自動車株式会社、〔17〕パナソニック株式会社、〔18〕株式会社 日立製作所、〔19〕日立マクセル株式会社、〔20〕株式会社 本田技術研究所、〔21〕三菱自動車工業株式会社、〔22〕三菱重工業株式会社

2.概要

 低炭素社会の構築は今や世界の共通認識となり、運輸部門においても低炭素排出が強く求められており、プラグインハイブリッド車、電気自動車等の次世代クリーンエネルギー自動車への市場ニーズは、今後より一層高まることが想定されます。
 低炭素社会のキーデバイスとなる蓄電池開発は、諸外国においても国家的な研究開発プロジェクトが始まるなど、国際競争は激化しつつあります。
 このような環境下で、今回、蓄電池に係る技術力をより一層強化し、我が国蓄電池産業の圧倒的な優位性確保に貢献するため、「革新型蓄電池先端科学基礎研究事業」を開始します。

 この事業では、京都大学内に共同研究拠点を設け、我が国の代表的自動車メーカー、電池メーカー及び大学、研究機関の総力を結集した研究体制により、基礎的なサイエンスに立ち戻り、蓄電池の本質的な反応メカニズムの解析技術等を開発します。
 これにより、リチウムイオン電池の性能、信頼性及び安定性を支配する因子の解明を行うとともに、電池材料の革新や現行技術水準の5倍のエネルギー密度を持つ本格的電気自動車に利用可能な革新型蓄電池の開発を目指します。

 さらに、この事業では、研究開発の現場に、主に、NEDOの職員で構成するマネージメントチームが常駐し、社会ニーズの変化や技術の進化に即応した研究開発の効率的・効果的な実施に向け、従来にない、きめ細かい、強力なマネージメントを行うこととしています。


3.お問い合わせ先

(本プレス発表の内容についての問い合わせ先)
NEDO 燃料電池・水素技術開発部 蓄電技術開発室 弓取、林、山田 TEL:044-520-5264

(その他NEDO事業についての一般的な問合せ先)
NEDO 広報室 坂本、萬木(ゆるぎ) TEL:044-520-5151