本文へジャンプ

「NEDO再生可能エネルギー技術白書」を策定

―再生可能エネルギーの現状分析と次世代に向けた技術ロードマップ―
2010年7月22日

独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
理事長 村田 成二

  NEDOは、太陽光発電、風力発電、バイオマスエネルギーなどの再生可能エネルギーや、その導入拡大を支えるスマートグリッドについて、分野ごとの最新動向を調査するとともに、今後の技術開発の道筋を示す技術ロードマップを策定、新たに「NEDO再生可能エネルギー技術白書(新たなエネルギー社会の実現に向けて)」として取りまとめました。世界的に注目を集めている太陽熱発電や海洋エネルギーなども対象に取り上げています。今後、政府や産業界の戦略立案のための議論のベースや、技術開発の指針として活用されることを期待しています。

1.ポイント

  • 主力の「太陽光発電」、「風力発電」、「バイオマスエネルギー」に加えて、昨今、新たな担い手として世界的に注目を集めている「太陽熱発電」、「波力発電」、「海洋温度差発電」について、国内外の最新の技術動向等を調査するとともに、技術ロードマップを策定。
  • このほか、「太陽熱冷暖房」、「中小水力発電」、「地熱発電」、「温泉熱発電・熱利用」、「雪氷熱利用」、「海流・潮流発電」、「潮汐力発電」、「熱電発電」、「圧電発電」、「工場等廃熱利用」、「温度差熱利用」についても、最新動向を調査。
  • さらに、再生可能エネルギーの導入拡大を支える「スマートグリッド」の最新動向を調査し、技術ロードマップを策定。また、2030年の次世代エネルギー社会「スマートコミュニティ」像を提示。


2.背景

 エネルギーをめぐる情勢が大きく変化する中、再生可能エネルギー導入拡大の重要性がますます高まっています。地球温暖化対策やエネルギー安全保障の観点に加え、経済成長の実現に向けても、再生可能エネルギーの導入拡大が重要な鍵となっています。

 今年6月に改定された政府の「エネルギー基本計画」では、「2020年までに一次エネルギー供給に占める再生可能エネルギーの比率を10%に」という目標が掲げられました。また、同じく6月に閣議決定された「新成長戦略」では、再生可能エネルギーの普及拡大などにより、2020年までに、「50兆円超の環境関連新規市場」、「140万人の環境分野の新規雇用」などの高い目標が掲げられました。

  NEDOは、こうした状況を踏まえ、再生可能エネルギーの導入拡大に向けた政府や産業界の戦略立案などに資することを目的に、各種再生可能エネルギーやスマートグリッドについて、分野ごとの最新動向を調査するとともに、今後の技術開発の道筋を示す技術ロードマップを策定、新たに「NEDO再生可能エネルギー技術白書(新たなエネルギー社会の実現に向けて)」として取りまとめました。

3.お問い合わせ先

(本プレスリリースの内容についての問い合わせ先)
NEDO 新エネルギー部 綾(あや)、石田、天明(てんめい)
TEL: 044-520-5270

(その他NEDO事業についての一般的な問合せ先)
NEDO 広報室 田窪、廣瀬
TEL: 044-520-5151